高野山の旅 (part2)



 色々と南海電車の写真を撮っていると、わたくしらが乗車する、13時46分発、特急「こうや」号が到着しました。
 流線型をイメージしており、早さが伝わってきます。
 特急こうやの案内版と行き先版です。

この特急は、極楽橋行きですが、どこなのか分からないので、高野山行きとなっていました。
 こちらが、こうや号の車内です。
リクライニングシートが並んでいます。
 この車両、昭和58年の製造なのですが、この車内を見る限り、間違いなくリニューアルをされていることが分かります。
 そして、サービスコーナーがあり、自動販売機が2機設置されていました。
 こちらが運転台です。

ツーハンドルタイプの運転台になっていました。
 そして、一番前に座ると、このように前面展望が楽しめることができます。
 定刻どおり発車し、二つ目の停車駅である、天下茶屋(てんがちゃや)駅に到着しました。

この駅までは、南海本線と並行して走っていました。
 そして、南海高野線へと入り、大和川を渡ります。
 段々と市街地が途切れてきて、遠方には、変わった白い塔みたいなものが見えました。
 14時09分、金剛(こんごう)駅に到着しました。
 金剛駅を出てしばらく走行すると、南海電車の車両基地が見えてきました。
 14時14分、河内長野(かわちながの)駅に到着しました。

ここは、近鉄の乗換駅です。
 河内長野駅を出ると、平坦な路線から、山岳路線へと入っていきました。
 大阪府と和歌山県の県境の峠である、紀見峠を過ぎると、下り坂へと変わっていきます。
 そして、すぐに町並みが広がり、林間田園都市(りんかんでんえんとし)駅に到着しました。
 まだまだ標高が高いところを走行しているため、景色がきれいに見えていました。
 14時29分、橋本(はしもと)駅に到着しました。

ここは、JR線と共同の駅で隣のホームには、103系の2両編成の列車が停まっていました。
あちらの車内は、混雑していました。
 反対のホームには、快速急行の難波行きが到着しました。

ここで、2両増結されるため、その増結シーンを見ているギャラリーも数人いました。
 橋本駅を出ると、いよいよ高野山への山登り路線へ出発となります。

発車するとすぐに、紀ノ川を渡ります。
 今までの速度とは違い、一気に速度が落ちてしまいました。

そして、ドンドンと高度を上げていきます。
 そして、市街地などが消えてしまい、このような風景へと変わっていきます。
 高野下(こうやした)駅を通過しました。

ここから、さらに速度が落ちてしまいました。
 さらに勾配がきつくなり、駅周辺だけが家が並んでいるという感じになります。
 高度も上がり、急カーブばかりが続くようになり、列車がキーキーときしむ音をしながら、列車は進んでいきます。
 列車は恐る恐る進むという感じのスピードで進んでいきます。

標高が高くなってきましたが、このように民家があるとなぜかホッとします。
 一体どこへ連れて行かれるのやら・・・という感じで、列車は進みます。

本当に山ばかりで、何も無いです。
 小さな駅を通過するのですが、どこに家があるんだ?と考えていると、下のほうに集落が見えていました。
 画像中央のほうにトンネルが見えますが、先ほど通った線路で、このように高度を上げながら、急カーブで進んでいきます。




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